2日目の今日は、朝から雨が降っていた。昨日、コロンボの空港に着いた時に降っていた雨が、いまだ降り続いているのである。今日は、午後から”マハボディソサエティー”の晋山式がある日であり、晋山式では、我々を歓迎してペラヘラが予定されていた。
ペラヘラは、スリランカの祭りの際に行われる行列で、この時期には通常行われないのだが、我々親善団を歓迎するために、特別に行うと聞いていた。しかし雨が降っては、せっかくのペラヘラもままならないだろう。
しかし、ウパティッサ師は、「晋山式の前には、必ず止むから。」と、我々の不安をとりさるためか、新管長を務めることからくる自信からか、顔に笑みを浮かべながらおっしゃった。
さて、午前中は国会議事堂を見学し、昼食をパーリタ師の寺院で、ご馳走になる予定だ。スリランカに来て、最初のスリランカ料理である。朝食もスリランカ料理ではあったが、ホテルのバイキングであったので、外国人向けにアレンジされていたのだ。エスニック料理の苦手な私は、不安で仕様がなかったが、食べてみて、食べやすい物が意外に多いことを知った。勿論、辛さは強烈だったが・・・。
この席には多くのスリランカ僧の長老方も出席しており、食事が終わると彼らが我々の旅の無事を祈って、読経をしてくれた。そんなことは、真宗的ではないという意見もあるだろう。しかし、呪(まじな)いだからという理由で、それを頭から否定するのは、愚かな行為である。その根底にある心は皆同じなのだから。外面を見ただけで、全てを否定するのは、時として己を否定することにもなると、私は思うのである。
−続く−