アグラスラーワカ寺院
スリランカは雨 アグラスラーワカ寺院 晋山式1 晋山式2

| TopPage | 日程表 |

食事も終わり、一時ホテルに戻る時も、まだ雨は降りつづけていた。今日のペラヘラは無理だろうと、我々はほとんど諦めていた。午後になったので、我々は法衣に着替え、”マハボディソサエティー”の本山アグラスラーワカ寺院のある通りへ赴いた。ペラヘラは、すでに我々を迎えるために、通りにて待機していた。そして不思議なことに、なんとウパティッサ師の言った通り雨は既に止んでいたのだ。堀江師は、「道はまだ濡れていて、足が汚れるから。」と車に乗ったままペラヘラの行列に参加することを勧めてくださったが、我々を歓迎するために、雨の中準備して下さった人々の好意を思い、アグラスラーワカ寺院まで、歩いていくことにを決意した。

昨日の晩、初めてホテルに着いた時にも、キャンディアンダンスの歓迎を受けたが、ダンサー・太鼓二人づつのその時とは違い、何十人というペラヘラの行列である。ここまでの盛大な歓迎を受けていることに、私は少なからぬ感動を憶えた。

アグラスラーワカ寺院に入ると、ここを訪れたのは勿論初めてなのだが、何故か懐かしさを感じる。こういった経験は、誰もが持っているであろうが、私はこの時、特にそれを強く感じたのだ。白い階段を二階に招かれ、本堂(この国では、どういうのだろうか。)に入った時も、その想いは変らなかった。白く塗られた本堂の奥の御本尊には、入り口からずっと、敷かれていた赤い毛氈が伸びていた。

そしてそこには、何十人もの僧侶と、本堂に入りきらないほどの参拝者が、我々が到着するのを待っていた。御本尊の前では、塔に蝋燭で火をともす歓迎の意をあらわすセレモニー(?)が用意されており、その後、異例の事ながら、日本形式の読みである”三誓偈”をお勤めをすることを特別に許され、我々一同は厳かに読経を始めた。日本では、建物の中で立ったままお勤めをすることは、あまり記憶にない。そのせいか”三誓偈”も、普段と異なった響きに聞こえる。ここに詣でる僧侶や参拝者はどの様な気持ちでこのお勤めを聞いていたのであろうか。

−続く−